Road to Catharsis Tour 2018 に参戦した
6/13 Wed.
Road to Catharsis Tour 2018 @マリンメッセ福岡
に参戦した。
ネタバレあります。
RADWIMPSは紛れもなくヒーロー。
姉の影響で小中学生の頃、ずっと聴いていた。だからこうしてライブに参戦できる環境に身を置けていることに感謝せざるを得ない。わたしに声をかけてくれて本当にありがとう。
しかもまさかのアリーナ席。近いのなんの。ブロックの中でも「前に行こう…!」って決めてたので、開場してすぐ前を陣取る(4,5列目)。前にいる高校生くらいのカップルに邪念を抱きつつも(笑)、開演までの時間をたのしむ。
ライブに行くたびに会場のBGMが気になるんですが、RADWIMPSって洋楽なんですね。お洒落すぎる。
定刻を過ぎること、数分。
暗転し、真っ赤なライトがステージを照らす。大きな大歓声と拍手の中、RADWIMPSの登場。
ライブに行くたびに思うことなんだけど、姿を肉眼で捉えてはじめて「ああ生きてるんだな」と実感します。スーパースターも同じ人間なんですよね。
【ます。】のイントロが聴こえた瞬間、鳥肌が。うわー!超聴いてた!!すげえ!生だよ!!!って感情が高ぶって震える。すっごい手を振って、飛び跳ねたけど。
一緒に参戦した子も昔っからRADWIMPSがだいすきで、曲のイントロが聴こえると同じタイミングで「え!?」って声を上げて喜べることが喜びをさらに加速させた。この子と一緒に来れてよかったなって何度も思った。
やっぱり生の【ふたりごと】聴けたのはうれしすぎたな〜〜。昔、ずっと音源聴いてた自分に伝えたい。「生で聴ける日が来るよ」って。信じられないと思うけど。
でもずっと音源を聴いてたからか、イントロ聴く前に弾いてる音で次の曲が何かぼんやりとでもわかるもんなんですね。すごい聴いてたんだなと自分でも思ったりして。
【おしゃかさま】のとき、大サビに行く前にそれぞれの音を聴かせる部分があって。
桑ちゃんのギターソロ
↓
武田さんのベースソロ
↓
ドラム(1人ずつ)のソロ
↓
洋次郎のソロ
だったんですが、それぞれのソロを誘導する洋次郎の色っぽさと実力を爆発させる桑ちゃん・武田さんの熱量の高さたるや。これがプロか、第一線をいく実力か。もう目を、耳を、心を奪われた時間。はじめての感覚でした。
【告白】あたりからメインステージから後方のステージに洋次郎が移動して、艶やかに歌い届ける。メインステージと後方ステージって音が反響して歌いにくいはずなのにしっとり歌えるのは流石だ。
次の【HINOMARU】に行く前にある話に触れる。最近のニュース。
洋次郎の言葉で、丁寧に。
「心配してくれてる人がいるみたいで。大丈夫です、元気です。僕らのことを好きでいてくれる人たちは素敵な人ばかりだと改めて実感しました。ありがとうね、元気だよ」
「僕はここにいるあなたがわかってくれるのなら、それでいいのだと思っています。声明文は出しましたが、もうそれ以上言うことも伝えることもありません。僕はいろいろな意見があって当たり前だと思っていて。でも、自分の意見を僕の表現した歌に乗せてこれ見よがしに表現されるのは嫌いです。僕の作品を汚されたくないし、その土俵に僕は関係ない」
「言いたいやつは勝手に言わせとけと思っていましたが、僕の大事なファンの方からあるメールが来ました。韓国や中国のファンの方です。【洋次郎、親にアジアツアー行くなって言われた。どうしたらいい?】…そうか、もうこれは僕の大事な人を傷つけるところにまで来てるんだなって。それで僕の想いを発表しました。もうこれ以降、この件について僕から話すことはないです」
「僕は、僕のだいすきな日本のことを歌うために作りました。そこにそれ以下もそれ以上もありません。自信持って言います。そしてこれからも歌い続けます」
とても大事に歌う、【HINOMARU】。すごく素敵だった。美しかった。こんなこと言っていいのかわからないけど、間違いなく《日本人》だった。
それから聴いた【いいんですか】は鳥肌のオンパレードだったし、気づけば2列目にいた。掛け合いをすることで、わたしたちファンはRADWIMPSを求め、RADWIMPSはファンを求め合うという相互関係。これが紡いできた絆にんだろうなと。それがうれしくってね。
言葉や想いを言わなきゃ伝わらない、それなら言えばいい。そんな簡単なこと、サラッとやり遂げるのだからスターなんだよね。「お前ら、幸せになれよ!」「愛してるぞ!」ってわたしたちに一瞬の隙を与えずストレートに言う姿が美しかった。
はじめてRADWIMPSのライブに参戦して。
思った以上に過去の曲をやってくれて、何度も何度もうれしくって動けずにいた。聴いていたときの思い出、想いが走馬灯のように流れて自分の心の奥にズシっと降りてくる。桑ちゃんのグッダグダなMC(笑)も、武田さんのグルメな部分も、洋次郎の艶やかさも、そのすべてがすごくすきだと、だいすきだと改めて感じた。
「今までもこれからも《洋次郎、変わっちゃったな》って言われるかもしれない。でも、僕はそのとき伝えたいことを歌にするんだと思う。僕にはできないことはできる人に任せる。そうじゃないと音楽を楽しむことができない。それしかできないんだから」
RADWIMPSは本物のスーパースターだと、これまでも、そしてこれからも変わらず君臨し続けるのだ。
*セットリスト
1.AADAAKOODAA
2.One man live
3.ます。
4.ふたりごと
5.遠恋
6.俺色スカイ
7.やどかり
8.揶揄
9.秋祭り
10.スパークル
11.おしゃかさま
12.カタルシスト
13.洗脳
14.告白
15.HINOMARU
16.トレモロ
17.いいんですか
18.君と羊と青
An1.セプテンバーさん
An2.会心の一撃